Staff Solutions Australia オーストラリアでのお仕事と人材探しの総合情報サイト 

   会社概要お問い合わせ | サイトマップ  
お仕事をお探しの方企業ご担当者の方
無料!転職・就職カウンセリング ご登録はこちら

 ホーム求人事情・情報  
求人事情・最新情報
スタッフソリューション・オーストラリアから最新の求人事情・情報をお伝えします。

+ 2008.7.22 就職に有利な留学とは
 << 求人事情・情報一覧へ戻る



就職に有利な留学とは

オーストラリアでの就職は、大学、大学院、TAFEでどんなコースを選択することから始まります。就職活動の際には、職務経歴ばかりでなく、カレッジや大学、TAFEなどで、どんなことを学んだかも人物判断の重要なファクターになるからです。オーストラリアも日本の学歴社会とは多少ニュアンスは相違しますが、やはり「学歴社会」。学校、大学で学んだことが新卒後のキャリアにつながり、培われた専門性が次のステップとなり、昇進や昇給にも大きくかかわってきます。
以下は、当社のエデュケーション(留学)部マネージャー、山口幸司からのメッセージです。真剣にオーストラリアでキャリアアップをはかりたいと願っている皆さんに、参考となれば幸いです。

【オーストラリア就職と留学】

ほとんどの方は何らかの目的を持ってオーストラリアに来られて、既に何かの資格の勉強、英語の勉強などをされている方も多いと思います。ほとんどの方は留学した結果、学校に通って資格を取得した結果を求めて勉強しているのではないでしょうか。つまり何の為に英語を勉強し、大学や専門学校などに行くのかといえば、その先にある皆さんの「夢」(キャリアアップ)を実現する為でしょう。夢といっても人によってかなりの差があります。ここでは、皆さん全員に興味があるというわけではないでしょうが、お問合せの多い内容を中心にお話をしていきたいと思います。

よく「キャリアアップ」と一口に言いましても、日本で就職するのか、オーストラリアで就職するのかによっても大きく変わりますが、まずは日本就職派へのアドバイスから始めたいと思います。
「日本で有利な資格って何ですか?TOEICですか?」こんな質問をよく受けます。英語力を証明するということでは、以前はTOEICの高得点は大変有利でしたが、Speakingテストの無いTOEICは(まだ評価されるとはいえ)日本におけるその地位は下がってきております。もちろん高い点数が出せれば評価はされますが、それ以上に「英語を使って意思疎通が出来るのかどうか」を見られます。帰国前にTOEIC対策をする、というのも悪くないのですが、英語にこだわるのであれば腰をすえて「ケンブリッジテスト」の対策コースに通い、テストを受験してみるのも手ではないでしょうか?どの学校もケンブリッジ対策コースには良い先生をつけますし、クラスメイトも約3ヶ月クラス替えが無く、かつ同じ目標を持っているため、かなり仲良くなれます。テスト対策自体が読む、書く、聞く、話すをバランスよく学びますので、帰国後にも「使える英語」を学べます。

但し、英語をアピールし本気でキャリアアップを目指すのであれば、英語テスト結果だけでは物足りない面があります。英語を使って仕事が出来る=英語を使って何かを成し遂げた証明、ということで、オーストラリアで何らかの学位を取得することのほうが、ケンブリッジよりもTOEIC900点よりも遥かに評価されると考えられています。以下に、日本人に人気のオーストラリアで学べるコースを紹介してきます。

日本人に人気のオーストラリアで学べるコース1
Tourism 観光学


観光業はオーストラリアの主要産業の一つです。その為専門学校から大学院まで、多くの学校で幅広く観光学を学ぶ事が出来て、レベルも世界一といわれています。そして日本人にも特に人気のある学科の一つです。観光業界に身を置いて仕事をしたいという方は、通常専門学校への進学をまず考えると思います。専門学校では、卒業後即戦力となる為の訓練機関ですが、観光学と一口に言っても、ツアーガイドから手配業務、それも個人、団体、国内、海外業務に分かれますし、ツアー企画、マーケティングなども観光学の一部ですが、各専門学校では、各自の希望分野に合わせたコース選択が可能です。大学や大学院においては、より企画、イベント、マーケティング色の強い分野を学ぶことになります。専門学校から大学編入をされる方も多いのですが、このパターンだと実践と理論、現場と管理の両方をバランスよく学べることになりますからお勧めです。

せっかく学んだ知識を、現場で、それもオーストラリアで活かしたい、という思いは誰しもが持っていると思いますが、永住ビザ取得に有利な学科ではない為にこれは以前は「かなわぬ夢」でした。(もちろん就学中にアルバイトをすることは出来ますが)ところが昨年9月の移民法の改定に伴い、観光学を学んでも、学校、プログラム、英語力などによっては永住ビザを狙える可能性が出てきたのは嬉しいことです。(詳しくは留学部までお問合せ下さい)

*観光学科で学ぶ日本人の多くは専門学校課程になりますが、大学、大学院でよりマーケティング色の強いことを学んで(オーストラリアで活躍するのも良いのですが)、日本にそのアイデアを持ち帰って、観光地としての日本の魅力をもっと際立たせてくれるような人材が現れてくれることを願っています。それはあなたかもしれませんよ。

日本人に人気のオーストラリアで学べるコース2
Hospitality


Hospitalityコースについてご紹介します。「Tourism & Hospitality」業界などと一括りにされることもあります。確かにダブる面はあるのですが、Hospitalityは、よりホテル、レストランといった業界の事を指すことが多くなっています。この学科についてもオーストラリアの学位は、スイスと並び世界でも最も評価されているといえるでしょう。専門学校でも大学でも学べますが、専門学校では理論も交えつつ接客実技を主体とし、大学や大学院ではホテルマネジメント、レストランマネジメント、イベントマネジメントといった、業界の中核、幹部となる人材を育成することを主眼としています。専門学校から大学への編入コースもよく整備されており、実技と理論と経営、という感じでステップアップしていけることも特徴の一つです。大学や専門学校に多いのですが、有給のインターンシップ(それも長期)を手配できる学校が増えて来ており、学校で学んだことをそのまま実践で活かし、且つ給料ももらう、ということも可能です。
またHospitalityの中でも特にオーストラリアならでは、という内容では、ワイン関連、コーヒー関連の扱いが挙げられます。特に専門学校では、コースの中にワイン知識やコーヒーの取り扱いは必ずといっていいほど入ってきます。ワインについては、大学院でワインビジネスに特化したコースもあります。
日本人にとってはHospitality留学といえば専門学校が多くなっていますが、是非経営そのものにまで視野を広げてそのまま大学まで進み、世界に通用するHospitalityパーソンを目指して欲しいと思います。大卒で(異業種でも)社会経験がある方で、且つこの業界のトップを目指す方であれば、Hospitalityの大学院をお考えになるのもいいと思います。そして昨年の移民法の改定により、このコースからでも永住ビザ取得が狙えるようになったことで、オーストラリアで学んでそのまま海外就職ということも現実的になってきました。


日本人に勧めたい、オーストラリアで学べるコース3
Information Technology - IT


この項では、「日本人にお勧めしたい」コースをご案内します。日本人がそれほど多く学んでいないが、オーストラリアに留学する意義のある学科の一つがITです。ITといいましてもその分野はかなり幅が広いですし、基礎研究などはアメリカが進んでいる分野も数多いのですが、オーストラリアのITの特徴はなんと言ってもIT技術の応用化、実用化にあります。

各国政府は早くから、各種サービスの「電子化」に取り組んできました。それは日本でも同様です。ここオーストラリアでは、そのパソコン普及率の高さにそのニーズが裏付けられ、政府は早くから積極的に電子化を促し、そしてほぼ完全に電子政府となるに至りました。皆さんのほとんどは、観光ビザや学生ビザなどをオンラインで申請したと思いますが、ビザ手続きのオンライン化はオーストラリアが世界に先駆けて行ったものです。その他納税などの行政手続きから、保険手続やデビットカード機能などの日常生活に至るまで、情報技術革新のお世話になっていますが、これらの分野ではオーストラリアはたいへん進んでいます。これらを支えてきたのはパソコン普及率の高さにあります。ただオーストラリアにも欠点がないわけではなく、広大な国土と、固定電話料金の安さのためにブロードバンドの普及が遅れたという事実はありますが、これでさえも、ミドルバンドといえるワイヤレスモデムの普及に一役買いました。

オーストラリアでITを学ぶ意義は、普及、実用ベースの研究だけにとどまらず、日豪での就職という面でも有利になることです。IT学位は永住ビザ取得のためにも有利ですが、永住ビザ取得後でも、今オーストラリアでは「日本語の出来るITパーソン」が不足していますので、今からあなたがそれになってもいいでしょう。また日本でも「英語のできるITパーソン」は相変わらずの人手不足のようですから、とりあえず永住ビザを取り、ちょっと恋しくなったら日本に戻るか・・という選択肢も十分実現可能です。

ITをベースにしたコースは各大学特に力を入れていますので、あなたのニーズや経歴にあったコースを選ぶことも可能です。大学院コースでは、IT+MBAなども開講されていますし、文系バックグラウンドの方でも、厳密にはITとはいいませんが、IS(情報システム)を学ぶことでITを実社会に活用させる術を学び、且つ永住権とキャリアアップを狙う、ということも出来ます。

日本人に人気のオーストラリアで学べるコース4
環境学関連 Environmental Studies


地球環境問題に関する活動を評価され、元米国副大統領アル・ゴア氏が昨年、ノーベル平和賞を受賞しましたが、我々一般人も本当に真剣に地球温暖化について考えなければ来世紀はないか、とすら言われています。ノーベル賞の影響からか、オーストラリアへ留学を希望する人の問い合わせの中に「環境学」に関するものがたいへん増えています。

もともと私も地球環境問題には多少なりとも興味はありました(はるか昔の日本の大学の卒論テーマは「地球環境と持続可能な経済発展」というような内容だったと記憶してますが…)が、留学希望者からの問い合わせの内容はかなり広範囲に及び、みなさんのこの問題に対する関心の高さがうかがえます。
「環境」と一口に言っても、環境ビジネス、環境アセスメント、エネルギー問題と新エネルギー研究、CSR(企業の社会的責任)といった環境に直接関連するものから、南北の格差問題などの間接的に環境問題に関連することまで、さまざまな角度からのアプローチがあります。

環境学は、どんなバックグラウンドの方でも学べますが、できれば大学院で学ぶことをお薦めします。というのも、大学では環境と関係ない分野を学び、そこから派生して大学院で環境学に携わる方が、研究内容に深みが出ますし、就職にも有利でしょう。特に化学、工学のバックグラウンドの方は分野選択がかなり広くなると言えます。

オーストラリアが特に進んでいると言えるのが自然エネルギー、再生可能エネルギーの研究と実用化、例えば風力、ソーラー、地熱などの自然エネルギーの実用化です。地熱は地中深く掘り進んでいく必要がありますが、日本の約25%という削岩コストという優位性、太陽熱については広大なスペースと強い太陽光線という優位性をそれぞれ活かし、世界をリードしているようです。もちろんそのような研究分野だけではなく、環境マネジメント関連のコースは今やほとんどの大学で設置されていますので、多くの人が環境問題に触れるチャンスがあるということです。一生の仕事として環境問題に賭けてみたいという人は、準備に先がけて留学カウンセラーに相談することをお薦めします。


日本人に人気のオーストラリアで学べるコース5
経営管理学 Master of Business Administration


日本では今でもMBA神話があるのか、MBAを取りたいという方は決して少なくありません。そしてオーストラリアでMBAを取りたい、という方も確実に増えています。ただ、MBAで学んだことを将来に活かせるかは、当然ながらその方の経歴や能力次第ということで、MBAというカード自体は決して万能ではないと考えています。ある程度、職歴を積んでからこのコースを学ぶほうが、より有効ではないかという指摘も聞かれます。

MBA=最新の経営理論を学ぶ場と思われがちですが、実際MBAのコア科目と呼ばれる、人事、マーケティング、ファイナンス、会計などは大学レベルで学ぶものとあまり変わりはありません。もちろんコア科目を終えて選択科目に進むと、一歩も二歩も踏み込んだことをやりますが、それでもMBAで教える各専門科目は、選択できる科目数に限りのある場合も多く、例えば別のコースでファイナンスや会計、マーケティングなどに特化した場合と比べると、一つ一つのテーマに対しての掘り方はどうしても浅くなってしまいます(それでもモナッシュ大学など一部の大学は、そこをうまくカバーするようなプログラム構成にしていますが)。

ではMBAに意味が無いのか、といえばそんなことはありません。まず、限られた時間内で最適解を求めて「考え抜く」習慣が身につきます。単に「考える」だけではなく「考え抜く」というのが、その後のキャリアにおいて重要になります。これを徹底して鍛えてくれます。また、それまでの社会人経験の中で、既に分野を問わず深い(強い)専門性を持っている方にとっては、MBAで広く浅くでも経営を学ぶことは、企業の将来の「コア人材」候補として、大変有意義なことです。
ただ、自身のキャリアの中で得意分野、と言えるもののない方については、MBAをやることをあまりお勧めできません。それよりは専門特化したビジネス系のMasterを目指し、自身の得意分野をしっかりと持つことのほうが、今後のキャリア形成に一役買うことになる、と思います。